株式会社タップ主催「DX実証ホテル・タップホスピタリティラボ沖縄」オープニングセレモニー、ドローンを使用したAED搬送の実証実験に「Hec-Eye」を活用
2023年6月30日、ホテル・旅館専門の総合エンジニアリング会社の株式会社タップ(東京都江東区)が開設した「タップホスピタリティラボ沖縄(THL)」のオープニングセレモニーで、ドローン飛行の実演が行われ、EDAC監修の遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」をご活用いただきました。
「THL」は災害時の物資輸送などに活用できるドローンポートを併設。オープニングセレモニーのドローン飛行デモンストレーションでは、「Hec-Eye」の開発・販売を手がける株式会社リアルグローブ(東京都千代田区)と、株式会社 イーシーセンター(静岡県富士市)が共同でAED搬送を実演いたしました。
「THL」が開設した「沖縄県IT津梁パーク」は、沖縄県が国内外の情報通信関連産業の一大拠点となるためのビックプロジェクトで、「津梁」とはアジアとの架け橋を意味しています。沖縄ならではの優れたリゾート環境のもとで、「リゾート&IT」を基本コンセプトにIT分野の知的創造活動を行える施設です。
「THL」は、沖縄県の中核的な産業である観光の要といえる宿泊施設の「生産性向上」「宿泊業界の人材不足」「お客さまの利便性向上」など、現在抱えている様々な課題を、テクノロジーを利活用して解決していくためのホテルDX実証実験施設です。「建物のDX」「メカのDX」「ソフトのDX」の3つのテーマに分け実証や実験を実施。清掃や配膳、搬送、アテンド、警備巡回などは16種類のロボットたちがホテルマンの役割を果たします。
【株式会社タップ】
【沖縄県 IT津梁パーク】
EDACは、岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター等と協力し、「Hec-Eye」と連携したAED搬送ドローンの実証実験をおこなっております。ドローンによるAED搬送における課題事項を考慮し、安全を確保しながら、より迅速なAEDの現場への搬送が可能かどうかを検証しました。このような防災・救急医療の分野における多数の実証経験や、補助者を配置しない目視外飛行(レベル3飛行)の実証実験の成果を踏まえ、今後とも実証実験に協力してまいります。