ウェビナー「ドローンアプリケーション超入門 DJI アプリケーション開発ツールDJI Cloud APIについて」の実施について

ウェビナー「ドローンアプリケーション超入門

DJI アプリケーション開発ツールDJI Cloud APIについて」の実施について

 

一般社団法人救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(通称:EDAC)は、DJI アプリケーション開発ツールDJI Cloud APIで作るドローンアプリケーション超入門を2月13日㈭、20日㈭にオンラインにて実施いたします。

 

 

 

 

講師に書籍「ドローンプログラミング アプリ開発から機体制御まで DJI SDK対応」の執筆協力や、ドローンの位置情報・映像をリアルタイムで地図上に表示するアプリケーション「Track & Stream」の開発などを行っている、株式会社リアルグローブの技術者が担当し、DJI Cloud API関する最新情報や実践的な知識をお届けします。

 

この機会に、DJI アプリケーション開発ツールの知識を深め、新たなスキルや視点を得ていただければ幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

 

後日、「ドローンの部材を自分で創る3Dプリンタ超入門」も実施予定です。

こちらをご希望の方はお問い合わせよりメールをいただければ、実施内容について後日ご案内をお送りいたします。

 

 

【セミナー概要】

タイトル:DJI Cloud APIで作るドローンアプリケーション超入門

昼夜2回開催(内容は同一)いたしますので、ご都合の良い日時にてお申し込みください。

 

 

▼共通事項

対象 :今後「DJI Cloud API」を使用したアプリケーションを作ろうとしている技術者(読みにくい DJI のドキュメントを読む前に頭に入れておくと良い情報が満載)/DJIのドローンをどのようにビジネスに活用できるか知りたい人

 

参加費:5000円(アーカイブ視聴も選択可能)

定員 :それぞれ40名(先着順)

 

▼昼開催の詳細

日程:2025年2月13日(木曜)

時間:14時~16時

場所:オンライン実施(Zoomを利用いたします)

申込URL:https://edac-seminar20250213.peatix.com/

 

▼夜開催の詳細

日程:2025年2月20日(木曜)

時間:18時~20時

場所:オンライン実施(Zoomを利用いたします)

申込URL:https://edac-seminar20250220.peatix.com/

 

※セミナー内容は昼開催、夜開催共に同様の内容です。

 

▼お知らせメール登録

今後のセミナーの開催情報のみ欲しい方は、以下のフォームにメールアドレスの登録をお願いいたします。

URL:https://forms.gle/Y7tdipdZi4LgoTf46

 

【セミナー内容(予定)】

参加お申し込みの際に、アンケートでご質問等をお伺いいたしますので、その内容を一部盛り込む予定です。

 

・DJI Cloud APIでできること

   Cloud API を使用して開発した「Track & Stream」の紹介および災害での事例など

・DJI Cloud APIって何?

   具体的に何を実装することになるのか

・DJI Cloud API の機能をひとつずつ紹介

・対応機種

・DJI Cloud API を使用した簡単なアプリを実装してみる

   位置情報とライブ映像配信を最小限の構成で実装(Python, JavaScript, Docker を使用)

・質疑応答

など

 

【講師紹介】

株式会社リアルグローブ 小口祐斗(技師)

DJI CloudAPI を使用して、ドローンの位置情報・映像をリアルタイムで地図上に表示するアプリケーション「Track & Stream」のバックエンド部分を主に担当

 

 

 

 

株式会社リアルグローブについて

地図上で情報管理を行う「MAP MOMENTS」やドローン等からの映像を集約する「Hec-Eye」(総務省実証事業を元に開発)など、現場の情報を遠隔で収集・共有するシステムの開発会社。AI・IoT・Roboticsによるソリューションを提供しています。

https://realglobe.jp/

 

【実施団体紹介】

一般社団法人救急医療・災害対応無人機等自動支援システム活用推進協議会(通称:EDAC)

医療、ドローン開発、クラウド技術、行政などの専門家による、より高度な災害・救急用ドローン×IT×クラウドを活用した自動無人航空支援システムの研究開発を行うプロジェクト「Project Hecatoncheir」の活動をより強化し、IT開発ベンダーと消防現場との連携を加速すべく発足した団体。

経済産業省「自治体のドローン・自動配送ロボット等の利活用促進に向けた調査」等を実施。

 

【本件に関するお問い合わせ】

担当:EDAC事務局 大谷

E-mail:info@edac.jp

公式Webサイト:https://www.edac.jp/

プレスリリース画像のダウンロード:https://drive.google.com/drive/folders/1gaEoQzLxkFs0xq4E__O0JSopzJouB9sW?usp=sharing

北九州市の「最新式災害対応型ドローンのデモフライト等研修会」にて「HecーEye」を活用いただきました

北九州市の「最新式災害対応型ドローンのデモフライト等研修会」にて「HecーEye」を活用いただきました

 

2024年10月28日(月)、福岡県北九州市の「最新式災害対応型ドローンのデモフライト等研修会」にて、EDAC監修の遠隔情報共有システム「HecーEye(ヘックアイ)」をご活用いただき、「Hec-Eye」の開発・販売を手がける株式会社リアルグローブ(東京都千代田区)と、南榮工業株式会社(宮崎県都城市)が共同で参加致しました。

 

本研修会は、北九州市役所の危機管理室、市消防局、各区地域防災のご担当者をはじめ、関係機関が一同に会して行われました。

 

 

九州は、梅雨時に集中豪雨が多発するとともに、全国と比較して勢力の強い台風が 多く接近する台風常襲地帯であることから、河川の氾濫、高潮被害、土砂災害等自然 災害の発生が非常に多い地域です。

九州ブロックの水害による被害は全国と比較しても非常に多く、また、土砂災害は全国で発生するうちの約6割が九州で発生しており、さらに、降雨による道路の事前通行規制で頻繁に孤立する地域が発生しています。したがって、九州においては、河川の氾濫、高潮被害、土砂災害等の自然災害に対する対策が必要です。

(参照:国土交通省 九州地方整備局・九州ブロックの現状と課題)

 

本研修会では、「HecーEye」を活用することで、災害時における「情報の収集・提供・共有・確認」の一元化によって、各関係者への情報の配布がスムーズであることを説明させていただきました。

 

 

 

 

「HecーEye」で共有される情報は位置情報付きのため、現場状況の把握がしやすいことも特徴です。それにより、要救助者や行方不明者を捜索する際に、捜索隊とドローン隊が、映像を通じて連携を行うことが可能であるため、早期の発見が期待できます。

 

 

※ドローンを使用した「HecーEye」からの画像

 

 

日時:2024年10月28日(月)13:30~15:00

場所:東港公園(北九州市小倉北区東港1丁目4番)

 

実施項目:

〈情報収集ドローン〉

公園内にターゲットを設置しドローンに搭載した各種センサー による画像・映像を撮影するとともにデータ転送、解析を実施

〈避難誘導ドローン〉

外付けスピーカーを使用した避難誘導に係る音声情報の発信

〈物資輸送ドローン〉

ウインチシステムを使用した物資(重量: 15 kg 程度)の空輸

 

本研修会終了後、「複数のドローンからの情報が同じ画面で確認できてわかりやすい」「クリックすることで、詳細を確認できるのは便利」「上空からリアルタイムで得られる映像情報は救助に役立つ」などの評価をいただきました。

 

【 北九州市ホームページ 】

https://www.city.kitakyushu.lg.jp/index.html

 

EDAC監修の「HecーEye」、「防災・鳥獣害対策・農業」分野での活用セミナーが鹿児島県東串良町にて開催

EDAC監修の「HecーEye」、「防災・鳥獣害対策・農業」分野での活用セミナーが鹿児島県東串良町にて開催

 

2023年12月5日(火)、EDAC監修の遠隔情報共有システム「HecーEye(ヘックアイ)」の活用セミナーが、鹿児島県肝属郡東串良町にて開催されました。

 

本セミナーは、株式会社リアルグローブ(東京都千代田区)と、南榮工業株式会社(宮崎県都城市)と共同で行われ、「有事および平時におけるドローンの活用〜Hec-Eyeで情報収集と共有をさらに効率化」との内容で実施されました。

 

※遠隔情報共有システム「HecーEye(ヘックアイ)」からの東串良町の映像

 

本セミナーでは、有事の際に把握した被災状況の収集と共有、鳥獣害対策、農業分野における活用、事例の紹介、ドローンを活用する際の法制度について説明しました。

 

ドローンを活用した実証実験では、「Hec-Eye」と連携したドローンやスマートフォンを活用し、空からだけでなく、陸上からも災害発生後の被害状況の把握を行いました。災害時対応における有効性について、実際に確認していただきました。

 

※夜間の調査でも活用する遠赤外線カメラを使用した「HecーEye」の映像

 

本セミナー終了後、有事/平時におけるドローンおよび「Hec-Eye」の有効性を評価いただき、試験活用に向けてご検討いただくことになりました。

 

近年、ドローンおよび「HecーEye」の活用は、有事/平時の両方においての利用も求められています。EDACでは、「普段使いすることで、いざという時、役に立つ技術になる」という信念の下で活動しており、各自治体に合わせて有事/平時の活用をご提案しております。

 

 

「令和5年度日向市総合防災訓練」にて「Hec-Eye」を活用したリアルタイム中継を実施

「令和5年度日向市総合防災訓練」にて「Hec-Eye」を活用したリアルタイム中継を実施

 

2023年11月5日(日)、宮崎県日向市が主催する「令和5年度 日向市総合防災訓練」にて、EDAC監修の遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を活用いただきました。

 

本訓練には、「Hec-Eye」の開発・販売を手がける株式会社リアルグローブ(東京都千代田区)と、南榮工業株式会社(宮崎県都城市)が共同で実施協力を行いました。

 

※日向市イメージ画像

 

「津波防災の日」「世界津波の日」の11月5日、本訓練は南海トラフを震源とするマグニチュード9.1の地震が発生、震度7の激しい揺れを記録し、太平洋沿岸部に大津波警報が発表されたとの想定で総合防災訓練を実施しました。

 

またこの地域では、南海トラフ巨大地震よりも地震の規模や被害は小さいですが、日向灘で発生するプレート境界地震がほぼ十数年〜数十年間隔で、 M7.0〜7.6 の地震が発生しています。震源が日向市に近いため、津波による被害とともに地震動による土砂災害も多く生じる傾向があるため、地震を想定した防災訓練は重要です。

 

本訓練は、地震発生に伴う津波襲来に備え、迅速かつ的確な情報伝達、避難誘導や救助活動等に万全を期して、防災意識の高揚と関係機関の連携強化を図るため、自治会や関係機関など官民約1500人が参加しました。

 

午前8時10分、防災訓練開始の大津波警報のサイレンが鳴り始めると、住民が一斉に「松原避難山」をはじめとする地区の避難場所へ向かいました。松原避難山は、東日本大震災を教訓に日向市が設けた盛り土で、緊急避難場所に指定しています。

 

 

本訓練においてドローンを活用した分野では、ドローンによる避難啓発、ドローンによる安否不明者の捜索が行われました。その様子はドローンに搭載した「Hec-Eye」からのリアルタイム映像により、防災対策本部内に設置されている大型モニターで視聴されました。

 

ドローンによる避難啓発では財光寺中学校・避難山の間を飛行し、ドローンに取り付けたスピーカーによって、避難をしている方々に向けて上空から避難啓発を行いました。

ドローンによる安否不明者の捜索では、現場の捜索にあたる消防団やバイク隊とともに、「Hec-Eye」のリアルタイム映像による上空からの画像情報との連携で救助訓練が行われました。

 

「Hec-Eye」からのリアルタイム中継では、「上空からリアルタイムで得られる映像情報や、それを元におこなわれる的確な指示や情報交換が救助に役立つ」との評価を頂きました。

 

 

本訓練では、初めてのドローンを利用した避難呼び掛け、参加者による避難者用の居住空間の組み立て体験などが行われ、最後には陸上自衛隊による炊き出し訓練では、参加者はカレーや備蓄品の試食も体験しました。

 

 

《防災訓練スケジュール》

1)日 時 令和5年11月5日(日)午前8時05分~

2)会 場 財光寺中学校体育館ほか

3)訓練内容 

【1部訓練:避難訓練】

〇 8:05~ 津波避難訓練など

 28 の自治会では市の地震発生想定時刻に合わせて避難訓練等を実施

 松原避難山でドローンによる避難誘導訓練や防災ヘリによる救助訓練

〇 8:30~ 災害対策本部訓練

 財光寺中学校にて、災害対策本部を設置し、初動対応等を確認

 

【2部訓練:避難所運営訓練】

〇 9:30~ 避難所運営訓練など

 財光寺中学校体育館で、簡易テントの組み立てなどの体験訓練

 備蓄品の紹介、炊き出し訓練を実施

〇10:00~ 災害救助訓練など

 秋山地区において関係機関による安否不明者捜索・救出訓練を実施

 

【宮崎県日向市】

URL:https://www.hyugacity.jp/

 

静岡県富士市において、災害状況の情報の集約に「Hec-Eye」を導入

静岡県富士市において、災害状況の情報の集約に「Hec-Eye」を導入

 

静岡県富士市では災害状況を迅速に集約するために、EDACが監修した遠隔情報共有システム「Hec-Eye(ヘックアイ)」を2022年4月に、株式会社リアルグローブ(所在地:東京都千代田区)および株式会社イーシーセンター (静岡県富士市 )を介して導入いただきました。

 

富士市では、2022年9月台風15号に伴う豪雨災害(富士市を含む、静岡県内23市町に災害救助法を適用)、2023年8月16日には200ミリ以上の雨を観測したことで、土砂災害や浸水被害の恐れがあるとして避難指示(警戒レベル4)が出されるなど、豪雨災害の被害がニュース等で伝わってきました。

 

近年、大型の台風や豪雨等の異常気象により、山腹崩壊、崩壊土砂の流出、落石等の山地災害が多発しており、「Hec-Eye」を活用し災害状況を迅速に集約することで、二次災害の防止、災害復旧に役立てています。

 

※富士市_イメージ画像

 

 

富士市は、市内の東部および北部は、富士火山および愛鷹火山により形成された斜面地帯です。富士川の西岸では、松野盆地といった、一部の平坦地および河岸段 丘の段丘面を除いては、ほとんどが急峻な山地です。西部、中部、南部は、加島平野や浮島ヶ原が広がり、沿岸部では東西に細長く駿河湾を縁取る田子浦砂州が形成されています。

山地災害危険地区は、荒廃の形態によって、「山腹崩壊危険地区」、「崩壊土砂流出危険地区」、「地すべり危険地区」の3種類に区分しています。災害が発生するおそれがある地区を知っていただき警戒避難等の早期対応をすることで、災害の発生を未然に防止するために設定するなどの対応をしています。

 

(※参照・富士市ホームページ:https://www.city.fuji.shizuoka.jp/index1.html